カーテンは室内の雰囲気を決める重要なインテリアですが、気づかないうちにカビが発生しやすい場所でもあります。特に梅雨時期や冬場など湿気が多くなりがちな季節には、窓に近いカーテンが湿気を吸収し、放置するとカビが発生するリスクが高まります。
カーテンのカビは、見た目の悪さだけでなく、空気中に放出される胞子がアレルギーの原因になることもあるため、家族の健康に影響を与える可能性があります。そこで今回は、カーテンのカビを簡単かつ効果的に落とす方法と、再発を防ぐための日常ケアについてご紹介します。
事前準備:カビ落としのために必要なもの

カビを効果的に除去するには、適切な道具や洗剤を準備することが重要です。作業の前に必要なアイテムをそろえ、安全に作業できるようにしましょう。
必要な道具・アイテム
- 酸素系漂白剤 (素材に優しくカビを落とせるため、カーテンに適しています)
- 重曹やクエン酸 (酸素系漂白剤が使えない素材に代わるナチュラル洗剤)
- 柔らかいブラシ (カーテンの繊維を傷めずにカビをこすり落とすため)
- 洗濯ネット (洗濯機を使用する場合、カーテンを守るために必要)
- ゴム手袋とマスク (漂白剤やカビの胞子から肌や呼吸を守るため)
- 保護メガネ (目に漂白剤やカビ胞子が入らないようにするため)
作業前の注意点
カビを落とす際に胞子が舞い上がるため、窓を開けて十分に換気を行いましょう。また、カーテンのタグを確認し、使用できる洗剤や洗濯方法を確認しておきます。特に漂白剤の使用が可能かどうかは必ずチェックが必要です。
事前に準備を整えることで、作業がスムーズに進み、カーテンへのダメージを抑えつつカビをしっかり除去することができます。
カビの落とし方:洗濯機を使う場合

洗濯機を使用すると効率的にカビを落とすことができますが、カーテンの素材に合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。以下の手順でカビを効果的に除去しましょう。
1. 浸け置き
カーテンを洗濯機に入れる前に、酸素系漂白剤や重曹を使って浸け置きします。バケツや洗面器にぬるま湯を入れ、洗剤を溶かしてカーテンを30分〜1時間程度浸けておくと、カビが柔らかくなり、落ちやすくなります。
2. 洗濯機で洗う
浸け置き後、カーテンを洗濯機に入れます。洗濯ネットを使用し、優しいコースで洗います。水温は冷水〜ぬるま湯(30〜40℃)が最適で、過度な温度はカーテンを傷める可能性があります。中性洗剤を使い、漂白剤が許容される素材の場合は、酸素系漂白剤も加えて洗濯しましょう。
3. すすぎと脱水
カビがしっかり落ちたら、すすぎをしっかり行い、余分な洗剤や漂白剤を取り除きます。脱水は軽めに行い、カーテンが傷まないようにしましょう。脱水後、すぐにカーテンを取り出します。
4. 乾燥
洗濯後は、すぐに陰干しで乾燥させます。乾燥機を使う場合は、カーテンの素材に応じて注意が必要です。できるだけ日光に当てて、カビの再発を防ぎます。
次に、手洗いでのカビ取り方法のセクションです。
手洗いでのカビ取り方法

洗濯機が使えない場合やデリケートな素材のカーテンには、手洗いをおすすめします。手洗いでは、繊維を傷めることなく丁寧にカビを取り除くことができます。以下の手順で進めましょう。
1. 準備する
洗面台やバケツにぬるま湯(30~40℃)を用意し、酸素系漂白剤や重曹を溶かします。漂白剤が使用できない素材の場合は、クエン酸を使っても効果があります。手洗いの場合、洗剤の量を少なめにして、浸け置きすることをおすすめします。
2. 浸け置き
カーテンを洗浄液に浸け、約30分から1時間放置します。カビが軽度であれば、これだけでかなり効果があります。もしカビがひどい場合は、ブラシで優しくこすりながら浸け置きします。
3. 軽く揉み洗い
浸け置き後、カーテンを手で優しく揉みながら洗います。カビの気になる部分に対して、柔らかいブラシ(歯ブラシなど)を使い、細かい部分まで丁寧に洗浄します。強くこすりすぎないよう注意しましょう。
4. すすぎ
カビを落としたら、ぬるま湯でしっかりすすぎます。漂白剤や洗剤の成分が残らないよう、何度も水を替えながら丁寧にすすぎます。
5. 乾燥
手洗い後は、カーテンを引っ張って形を整え、陰干しで完全に乾かします。直射日光に当てることで、カビの再発を防ぐことができます。乾燥機はデリケートな素材を傷めることがあるため、できるだけ自然乾燥を心がけましょう。
カビの再発を防ぐためのケア

カビの再発を防ぐためには、日常的なケアが重要です。まず、室内の湿気を溜めないよう定期的な換気を行いましょう。特に梅雨時期や冬の結露が多い季節には、窓を開けて空気の流れを確保したり、エアコンや除湿機で湿度を調整することが効果的です。
また、カーテンにたまったホコリもカビの原因となるため、掃除機やブラシで定期的にホコリを取り除く習慣をつけると良いでしょう。さらに、防カビスプレーを活用することで、湿気の多い季節でもカビを予防できます。カーテンの表と裏に均等にスプレーすることで、防止効果が高まります。
加えて、カーテンが窓ガラスに密着しすぎないよう少し離して吊るすと、空気が流れやすくなり湿気がこもりにくくなります。こうした日常的な対策で、カーテンをより清潔で快適な状態に保つことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?カーテンのカビ取りと予防は、見た目の清潔さだけでなく、室内の空気環境や健康にも関わる大切なケアです。洗濯機や手洗いでカビをしっかり落とした後は、換気をしっかり行い、ホコリや汚れがたまらないよう日常的に掃除を心がけましょう。また、防カビスプレーを使うと、湿気が多い季節でもカビを防ぎやすくなります。カーテンの位置を少し窓から離して吊るすと空気が流れやすく、再発予防に効果的です。日々のケアでカーテンを清潔に保ち、快適な室内環境を維持しましょう。